Blurry Foggy

英語の勉強として洋楽とかの翻訳します

一番好きなゲームのBGMをアレンジした話

どうも僕です。5ヶ月以上空いてしまった。

タイトルにもありますが、僕が一番好きなゲームのBGMのアレンジ曲を作ったんですよ。勝手に。

記録って意味でこのブログに残しておこうかと。そんな感じです。

せっかくなのでゲームの紹介をしつつ、完成までの振り返りをしようと思います。

 

↓曲はこれ。

 

↓そして音源と歌詞もGドライブに上げました。

 

 

 

マジカルバケーション

まずはゲームの紹介です。

その"僕が一番好きなゲーム"とは、2001年に発売されたマジカルバケーションです。

スクウェアにて聖剣伝説シリーズなどに携わっていた開発メンバーが集結して会社を設立し、処女作として打ち出されたGBA用ゲーム。RPGですね。

টুইটারে るみ♪*゚: "ピスタチオというとマジカルバケーションを思い浮かべる( ˇωˇ ) …あのイラストのままアニメ化か映画化しないかなぁ…  https://t.co/hHS137e7Zm… "

魔法学校に在籍する15人のクラスメイトと男女いずれかの主人公が臨海学校の舞台で魔物に異世界へと連れ拐われ、散り散りに。

仲間を探す道中、彼らを襲った魔物、通称エニグマが立ちはだかり、"融合"という誘惑を持ちかける。

果たして、彼らは再び巡り合えるのか。エニグマが襲ってきた理由は何か。この臨海学校の本当の目的とは。

みたいなストーリー。

もちろん全年齢対象の作品だけど、シナリオ自体はなかなか考えさせられる内容になっていて、そのピンと張り詰めた空気を個性豊かなクラスメイトたちが和らげてくれる。

いやめっちゃ良いんですよ。語彙なさすぎてこれしか言えん。

WiiUバーチャルコンソールで配信されているので、環境がある人は是非。おすすめです。

なんならGBAのカセット貸すんで。2つあるし。

 

ちなみに当時のCMはこちら。中島美嘉だ。

www.youtube.com

 

 

作曲背景

ここからは振り返りです。ぶっちゃけ雑談レベル。

そもそも10年くらい前から「ギター始めたしマジバケのアレンジ曲作りて〜」って想いがありまして、

なんやかんやあって特に取り掛かることもなかったんですよね。

ちょっとチャレンジしようとしても「なんか違う!」っつってやめちゃったり。

そんで今年、コロナによって在宅勤務してるときにふと「仕事中、BGM的に動画を流し見するか。そういやマジバケのプレイ動画あったな」と思い、当時の記憶が蘇ってきていてもたってもいられなくなって一念発起しました。

 

作曲にあたって題材とする曲はある程度決まっていて、

  • 臨海学校の舞台である「ヴァレンシア海岸」のBGM
  • エニグマに連れ去られて最初に降り立つ世界「光のプレーン」のBGM
  • 主人公たちの魔法学校がある「物質のプレーン」のBGM

これらのメインメロディはマストで採用しようと考えていました。

選んだ理由は単純に「好き!!!!!!!!!!!!」だからです。

結果、いずれのBGMも一つの曲にうまく調和させることができたと思います。

 

  • 臨海学校の舞台である「ヴァレンシア海岸」のBGM

youtu.be

 

  • エニグマに連れ去られて最初に降り立つ世界「光のプレーン」のBGM

youtu.be

 

  • 主人公たちの魔法学校がある「物質のプレーン」のBGM

youtu.be

 

 

最初にやったこと

上記3曲の中でもヴァレンシア海岸のBGMが特に好きで、実際にアレンジ曲のAメロではボーカルラインとしてガッツリ採用しています。

ただ、文字通り世界観が異なるBGMを一つにまとめるのはやってみた感想としてはめちゃめちゃ難しく、「構想はあるけどどう進めて行ったらいいかわかんねぇ・・・!」状態でした。ちなみにシティポップ的な雰囲気の曲にしようと考えていました。

幸いにも僕には仲良くしてもらっているギターの先生がいて、レッスンの際に相談を持ちかけたんですね。

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そしたらメロディに合わせてコード進行を作ろうという話になり、この時点で曲全体の大まかな土台が固まりました。

ハーモナイズに関してはほぼ先生が作ったようなもので、「このコードかっこいいな」と思ったら8割方は先生の手柄です。僕はあれですよ、コンポジションしただけ。

Aメロって1ループ内に2部構成を取っていて、

前半はマイナーキーで6→5→1進行、

後半はメジャーキーの4→5→3→6進行となっています。

普通に採用したらぶっちゃけ面白味が薄い曲に仕上がるのですが、そこはその道のプロ。

「俺だったらここにセブンスを加えて〜」「ここはオンコードでベースを停滞させて〜」と、ひと捻りで一気にオシャレ感が増すソリューションをどんどんチョイスしていくんですね。

内心「いやこれ最高だけどこのクオリティ維持させつつ仕上げる自信ねぇぞ」と言う嬉しい悲鳴?を感じたので「こういう感じにコード進行を一気にカッコよくさせるアイデアをぽんぽん出すのって、なんかコツあるんですか?」と聞いてみたところ「それはまぁ、経験ですよ」としたり顔で言われたのがめっちゃ印象的でした。ぜってぇ神曲に仕上げてやる、と心に決めました。一応付記すると、めちゃめちゃ良い人です。

 

 

紆余曲折

そこからはゆっくりとですが構築を進めていき、Bメロやサビを作り直したりしながらも3分程度の曲に仕上げました。

3ヶ月くらいかかってたから、作曲に慣れている人からしたらファーーー(絶命)ってくらいノロマだったと思います。

そのプロトタイプも先生に聴いてもらったんですが、「良いけど、え、もう終わり?感がする」とのお言葉。

正直僕も心のどこかにそんな気があり、「わかる人にはわかるんだな」と図星ながらも納得しました。

そこからエンディングのインストパートを加えることとなりました。

結果として、光のプレーンのBGMを存分に生かして、道が開けるような開放感=主人公たちの成長を表現することに成功したと思っています。めっちゃ感謝。BIG KANSYA.

この時点でプロットが出来上がり、ギターやベースの録音であったり楽曲全体のリアレンジに取り掛かれるようになりました。

 

ドラムわかんねぇ・・・

そしてぶち当たったのがこれ。

僕はギターとベースが弾けるのですが、リズム感がめちゃめちゃ悪くてドラムのこともよくわからない。

プロトタイプではDAWのドラムパターンを適当に配置してそれっぽくしただけだったんですね。

今回の曲はもっと完成度を高めていきたいと思ったので、ここで高校時代に部活で組んでいたバンドのドラマーに話を持ちかけることに。

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我が友人ながらアカウント名ひどいんですよね。

それはともかく、彼は僕の影響でマジバケをプレイしたことがあり、まさにうってつけ。

早速プロトタイプと共にラインを送ったら、快諾した次の日に打ち込み音源を送ってくれました。

iPhoneガレバンだったので細かいニュアンスなどは反映されませんでしたが、彼の持つドラムセンスが存分に詰め込まれていました。

ドラムのお気に入りポイントは2つあって、

  • Bメロ中のフィル
  • 大サビ〜エンディングのライド

です。

前者に関しては技術的に難しいことをやっているわけではない(と勝手に思っている)のですが、空白を利用してスネアを映えさせ、聴き手を前のめりにさせる工夫がなされています。

ベースのアクセントと協調しつつバックを派手に飾っていて、キメのキレが増長されました。

後者についてなのですが、まず大サビでは裏拍にライドのカップを持ってきてリズムのタイトさを演出し、エンディングでは表で鳴らすことによってある種での窮屈さが取っ払われた印象を受けます。

これだけの違いで大きな印象効果を得られるものなのか、と非常に感銘を受けました。

 

 

ボーカルどうっすか?

ボーカルラインと歌詞はできたものの、実際に歌うとしたらどうなんだろう?

音程に関してはボカロ(巡音ルカ)なので、言ってしまえばどんな音程にも対応できちゃう。

まずは歌い易さが気になったので、ちょくちょく手伝ってもらっている子にこれまたプロトタイプと共にラインを。

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 鍵垢なんすよね。

 それはいいとして、聴いてもらったところ「歌いやすいよ!」とのこと。

女性ボーカルをイメージしていたので、とりあえずボーカルラインについてはこれでクリア。

そして次に気になったのが歌詞。

この曲は英語で歌詞を書いていて、第三者目線の観点で意味が伝わるかどうかを見てもらいました。フィリピンあたりにホームステイしてたらしいし。

で、返ってきた答えが「サビで言いたいことがわかんねぇ!」という根本的なところでした。

文章的には問題ないけど、訳しても「で?」状態だったらしい。

これも内心「サビの歌詞微妙だな・・・」と思っていたので、やはりわかる人にはわかる。

そこからまたプラス1ヶ月でサビの歌詞を作り直し、完成に至りました。

彼女なりの作詞論を教えてもらいましたが、正直ハイレベルすぎて全く意味わかりませんでした。

ただ、「誰が何を感じて、自分はそれに対してどういう言葉を当てはめていくのか」という歌詞制作の基本?を見つめ直すきっかけを与えてもらい、少なくとも当初よりかはここが明確な歌詞を書けたんじゃないかなと思っています。

ちなみに英語歌詞にした理由ですが、2つあります。

  • 英語の勉強
  • 主人公を男女いずれかに限定したくなかった

です。

前者はまぁいいとして、後者を一番重要視しました。

日本語だとどうしても一人称に性別が関わってきてしまうきらいがあるんですよね。

当方とか言えば関係ないけど、そんな堅い言葉は使いたくないし。だって主人公たちって10代ですよ?

聴き手が想像した主人公が正解だと思うんですよね。

どちらか片方でもいいし、場面によって変動してもいい。

そういう自由な受け取り方を疎外したくなくて英語を選択しました。

 

 

最後に

12月7日に19周年を迎えたマジバケ

それまでには間に合わなかったけど、なんとか年内には完成させることができました。

今思うと、19年も一つの作品をずっと忘れずにいられるってなかなかないですよね。

それほど僕に取って影響のあるゲームで、マイナーながらも今もなおファンの間でオフ会が開催される愛されっぷり。

これからも末長く付き合っていきたいと思います。

(switchのバーチャルコンソールにラインナップしてくれねぇかなぁ〜〜!!!)

 

最後に、youtubeの動画と歌詞を添えてこの記事を終わりにします。

ではでは、じゃあの〜

 

 

youtu.be

 

 

[Verse1]
It's given me a way to live
Won’t be alone, We can be strong
They tell me centerpiece, and save me from tears
So I have to thank to my dears

I was oppressed out on my world
A reason only, I can magic
So if I went to past, I’d like to say “don’t care”
And “You will make the special friends”

 

[Bridge]
But for now, like a helpless wand
I’m in the wonderland
In a day, turned all
But I never sob
‘Cause I got the mates who tied bonds

 

[Chorus]
Stay with me, I hope that you be well and no one kneeling
Don't forget, I can get your feeling, even far away
Stand by me, I don't let you no more make confusion
Then now is the time for repaying, trust me, and I'll have you move on

 

[Verse2]
It’s taken me to shining
What I need for myself to grow
"Do not hesitate, it's your life. No need to be changed"
I had sensed it from the flames

 

Guitar solo

 

[Bridge]
In a day, turned all
But I never sob
‘Cause I got the mates who tied bonds

 

[Chorus]
Stay with me, I hope that you be well and no one kneeling
Don't forget, I can get your feeling, even far away
Stand by me, I don't let you no more make confusion
So I'll cast spells according to my faith
Show me your smile, it’s my desire

 

 

追記(2020/12/24)

ニコニコにもアップロードしました。なんで忘れてたんだろ・・・

www.nicovideo.jp